
デンタルテック企業のミニッシュ・テクノロジーは22日、診療と歯科技工の連携プロセス全体を統合管理するデジタルプラットフォーム「ミニッシュ・トーク(MINISH TALK)」をリリースしたと発表した。
ミニッシュ・トークは、デジタル化された歯科診療情報と歯科技工データを、単一のプラットフォーム上でリアルタイムに連携・管理できることが特徴である。
ミニッシュ・トークは、患者ごとに作成されるデジタル「治療カード」に基づいて稼働する。1枚のカードに、症例相談からデザイン、歯科技工への依頼、製作、配送に至るまでの全段階のデータが蓄積・記録される。情報の漏れや業務の空白なく、一貫性を持って作業できる環境を提供する。
利便性と品質管理機能も強化した。施工担当者がQRコードを活用し、スマートフォンで各作業段階を簡単に確認・処理できるようにした。また、スキャンデータを遠隔で事前に点検する「プレップチェック」機能により、製作ミスを減らすことができる。 履歴追跡により、作業員一人ひとりの作業量や不良率までデータで確認できるため、作業所の生産性と品質管理レベルを同時に向上させることができると期待される。
統合ダッシュボードでは、スマイルデザインの進捗状況をはじめ、歯科技工の依頼履歴、生産計画、製作および配送状況までを一目で把握できる。多彩な検索フィルターにより管理の利便性を高め、海外のパートナー企業との円滑な連携を支援するため、AIによる自動翻訳機能も搭載した。
ミニッシュ・トークは現在、ミニッシュ歯科病院とミニッシュ歯科技工研究所に先行導入されている。今後は、世界115カ所のミニッシュ・プロバイダー歯科医院へと適用範囲を拡大する計画だ。
ミニッシュ・テクノロジーの関係者は、「ミニッシュ・トークは、診療と歯科技工の間の情報断絶によって生じていた手直しや納期遅延、手作業による工程の非効率性を解消するために開発された」とし、「データに基づいた品質管理が、ミニッシュ・コラボレーションの最大の競争力となるだろう」と述べた。



